Vol.01

「新しい『発見』のお手伝いができることが、何よりも嬉しい」

Navigator

工藤 主税 Kudo Chikara

ブランドに関わる人物の声をお届けする“me & THE ME”。
第1回は神宮前のストアで接客を担当する工藤 主税にインタビュー。
お客さまに寄り添う“ナビゲーター”として大切にしていることや、仕事の魅力について聞きました。

どうしてTHE MEでは接客担当のスタッフを「ナビゲーター」と呼んでいるのですか?

お客さまに寄り添い、最適なスタイルを見つけるまでの道をともに歩むという意志を込めて「ナビゲーター」と呼んでいます。THE MEの買い物体験は、いわば「自分らしさを引き出す旅」です。ナビゲーターはお客さまと同じ目線に立ちながら、ライフスタイルやご要望を伺い、一人ひとりに最適なサイズやシルエット、コーディネートをご案内します。

「一人ひとりにあわせた一着をつくる」ということですが、オーダースーツとはどう違うのでしょうか?

THE MEはスーツ以外のアイテムも取り扱っていますので、オーダースーツのブランドとは異なります。また、すでにある型をベースにしながら、お客さまに最適なサイズやシルエット、仕様をお選びいただけるという点も違いとして挙げられます。オーダースーツの場合はジャストフィットであることが重視されますが、THE MEはお客さまの好みにあわせて多様なシルエットをつくることが可能ですので、ご要望をぜひお聞かせください。

最大90分、1対1の接客で大切にしていることを聞かせてください。

ご来店は予約制のため、ハードルが高い部分もあると思います。実は、私自身もショップに行った際は積極的に接客されたいと思うタイプではありません。だからこそ、お客さまが少しでも安らげるように、まずは緊張をほぐすことを心がけています。当たり前のことですが、誰一人として同じ方はいらっしゃいません。体型はもちろん、服を探している理由も全て違います。一人ひとり異なるご要望にお応えするため、ライフスタイルや着用したいシーンなどについて丁寧にお聞きし、ご提案することを大切にしています。さまざまなお話をさせていただく中で、プライベートな話題で盛り上がることも多いです。注文や決済もその場でする必要は一切ありませんので、遊びにくるような気持ちで、一度ご来店していただけると嬉しいです。

ナビゲーターとしてお仕事をする中で、服にはどんな力があると感じますか?

好きなものや納得しているものを身につけている時、人は自然と自信が湧いてくるものだと思います。「こうありたい」という想いや見せたい印象を、服によって表現することもできます。反対に、「こういうのは着たくない」とおっしゃっていたお客さまにコーディネートをご提案したところ、気に入っていただき、新しい自分を発見されることもあります。服は、見た目だけでなく心や行動にも作用するものです。お客さまが大切なシーンで自分らしくいられるように、服を通して人生のお手伝いができればと考えています。

THE MEのナビゲーターとして、いちばんやりがいを感じる瞬間を教えてください。

何よりも嬉しいのは、新しい自分を発見するお手伝いができることです。「発見」には、商品を超えた価値があると思いますので。中でも印象深かったのが、あるお客さまとのやり取りです。その方はファッションへの造詣が深く、新規ブランドであるTHE MEに疑念を抱いていらしたんです。はじめは厳しいお言葉もいただいたのですが、一つひとつ丁寧にお話を伺ったうえでコーディネートをご提案したところ、お帰りになる際はとてもご満足された表情を浮かべていらっしゃったのが記憶に残っています。それだけでも嬉しかったのですが、その後、リピートでご注文いただきました。ご納得いただけて本当によかったと思うと同時に、これからも「ナビゲーター」として、一人ひとりに寄り添ったご提案をしていこうとあらためて心に誓いました。

印象的だったのは、「お客さまの新しい『発見』のお手伝いができることが何よりも嬉しい」という言葉。
一人ひとりにご満足いただくために心がけていることを語る目の奥には、真摯な熱さが宿っていました。
90分の接客はあっという間とおっしゃるお客さまも多いそうなので、ぜひ一度店舗へ足を運んでみてはいかがでしょうか。